アカンバロの恐竜土偶

アカンバロの恐竜土偶

アカンバロの恐竜土偶とは1944年にメキシコ・グアナフアト州・アカンバロで発見された土偶の中にあった恐竜の様にも見える土偶の事です。発見したのはバルデマール・ユルスルード(Waldemar Julsrud)です。土偶は最初の発見から7年間で32000個以上発見されたそうです。

アカンバロの恐竜土偶が作られた正確な年代は不明ですが、この恐竜土偶を証拠に「人類と恐竜が共存していた時代があった(6500万年前の絶滅を逃れた恐竜がいて、人類が出現するまで生き延びていた)」と主張する人達もいる様です…。即ち、土偶を作った当時の人々が、絶滅を逃れて生存し続けていた恐竜を見て知っていたからこそ恐竜型の土偶が作れたのだろうと言う事です。

因みに、現在では昔とは違い恐竜は尻尾を引き摺ってはいなかったと言う事が分かっていますが、アカンバロの恐竜土偶の中には尻尾を地面に降ろしているものも見られます。中には直立して立ち上がっている恐竜も見られます…。一体何時の時代の恐竜像で作ったものなのでしょう…。実際に見知っていて作った恐竜土偶と言うには矛盾がある様に思われます。また、アカンバロの恐竜土偶については考古学者のチャールズ・ディ・ペソ(Charles C De Peso)によって明らかな埋め戻しの跡が発見されたと言う話も残っています。

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