カブレラストーン(ICAの石)

カブレラストーン(ICAの石)

カブレラストーン(Cabrera Stones)とは1961年にジャンヴィエル・カブレラ・ダルケア(Dr. Javier Cabrera Darquea)によって広く知られる様になった石の事であり、そこには…恐竜の姿や恐竜と戦う人間の姿、大陸移動によって現在のようになる前の大陸を描いた世界地図、心臓の摘出・移植とも言われる模様、望遠鏡の様なものを用いた天体観測や彗星の姿などが描かれています。南米ペルーのイカで発掘された石とされている事からICAの石(Ica Stones)とも呼ばれます。カブレラストーン(ICAの石)は無数に発見されていて、現在ではジャンヴィエル・カブレラ・ダルケアの私設博物館にかなりの数が収められている様です。

カブレラストーン(ICAの石)は正確な年代測定が行われてなく、何時の時代に作られたものかは分かっていません。正確な年代測定が行われないのは発見された状況が不明瞭な事が理由の様です。カブレラストーンがどの様な場所からどの様な形で発見されているかはカブレラストーンの収集家であるジャンヴィエル・カブレラ・ダルケアとカブレラストーンを発掘してはジャンヴィエル・カブレラ・ダルケアに渡していたバジリオ・ウチュヤ(Basilio Uchuya)との二人しか分からない様です。二人とも現在は既に死亡しています。

カブレラストーンの作られた年代は分かりませんが、これを「人類と恐竜が共存する時代があった証拠」「遥か大昔に人類が天体望遠鏡による天体観測や、心臓移植などの高い技術を持っていた証拠」だと言う人もいます。作られた年代が分からないのに何故その様な主張が出来るのかは良く分かりません…。カブレラストーンよりもそちらの方が謎が多い様な気がします…。

カブレラストーンは1977年、バジリオ・ウチュヤが捏造を告白しました。これによりカブレラストーンは現代に作られた偽物であると言う事で決着した様です。しかし、カブレラストーンを古代の代物だと信じて疑わない人はこの捏造の告白自体を疑っている様です。「疑える眼」を持っているのであれば何故その「眼」を最初にカブレラストーンの方に向けないのか…不思議なところです…。色々と都合があるのかも知れませんが、先ず疑うべきなのはカブレラストーンの方なのではないでしょうか…。

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