スカイフィッシュ(フライング・ロッド)

スカイフィッシュ(フライング・ロッド)

スカイフィッシュ(sky-fish)は棒状の胴体とその両側面に複数対、或いは帯状のヒレの様なものを持った姿をし、肉眼では捉えられないほど高速で空中を飛行するUMA(未確認動物)です。日本ではスカイフィッシュ(空魚)と呼ばれていますが、日本以外では棒状で空を飛ぶその姿からフライング・ロッド(Flying Rods)と呼ばれている様です。

スカイフィッシュは大きさは数センチメートルから数メートル、時速80キロメートルから300メートル以上の速度で飛ぶと言われています。メキシコのゴロンド・リナス洞窟はスカイフィッシュの巣だとされており、数多くのスカイフィッシュの姿が映像に捉えられています。また、スカイフィッシュは水中から飛び出して来る、宇宙から飛来するなどとも言われています。

スカイフィッシュを捉えたと言われている映像(動画)は数多くあり、UMA(未確認動物)の中では比較的簡単に映像に捉える事が可能なUMA(未確認動物)と言えます。しかし、数が多い割にはスカイフィッシュが捕獲された事はありません。また、死骸が発見された事もありません。これには「死骸が発見されないのはスカイフィッシュは死んだら直ぐに体が消えてなくなるからだ」と言う説もある様です…。

スカイフィッシュの正体としてはアノマロカリス進化説、宇宙生物飛来説、植物説など様々な説がある様ですが、中でも最も有力なのは「モーションブラー現象説」です。これは空中を飛ぶ小さな虫などが映像に収められる際のモーションブラー現象によってスカイフィッシュの様な姿になると言うものです。スカイフィッシュがモーションブラー現象によるものであるのであれば、スカイフィッシュは「人間の眼では確認出来ないほど高速で飛んでいる(そのため映像でしか確認出来ない)」と言うのではなく、「そもそも(ビデオなどの映像を通さない状態での)人間の眼にはスカイフィッシュとしては見えない」と言う事になります。そして、ビデオなどの映像によって捉えた時にのみその姿を確認出来る存在、映像の中にしかいないUMA(未確認動物)(この時点で既にUMAとは呼べませんが…)であると言う事になります。スカイフィッシュがモーションブラー現象による産物であり、映像の世界の中だけでこの世に実在しないのと言うのであれば、例えばスカイフィッシュの巣であると言われているゴロンド・リナス洞窟で仕掛けておいたカメラの映像には何匹ものスカイフィッシュの姿が映り込みながら、同じく仕掛けておいた網やトリモチには一匹のスカイフィッシュもか掛からない事や、洞窟の底に降りてもスカイフィッシュの死骸すら一つも発見されない事も納得出来ます。

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